足場工事の安全教育についてご紹介します！

こんにちは！足場屋として栃木県宇都宮市に拠点を構え、関東一帯で足場工事や土木工事を請け負っている葵組です。
この記事をお読みいただいている方の中には、とび職人への転職・就職を目指されている方がいらっしゃるのではないでしょうか？
とび職人が携わる足場工事は、危険性の高い工事のため安全対策が必須です。
今回はそのような安全対策のために行われる教育を2つご紹介いたします。

足場の組立て等作業従事者特別教育

足場の組立て等作業従事者特別教育とは、足場の組み立てや解体などの作業に携わる労働者に法律によって受講が義務づけられている講座です。
工事中の転落事故や足場の倒壊のような労働災害が多く発生していることから、このような安全教育が義務化されたのです。
ただし、とび技能士2級以上の資格所有者など、条件によっては受講が免除されることもあります。
講座の内容は、「足場及び作業の方法に関する知識」「工事設備や機械などに関する知識」「労働災害の防止に関する知識」「関係法令」などです。

フルハーネス型安全帯使用作業特別教育

フルハーネス型安全帯使用作業特別教育とは、フルハーネス型の安全帯を使用する業務に携わる労働者を対象とした講座です。
これまで高所の施工において使用されていた安全帯は、落下時に内臓へのダメージの危険性があると指摘されており、実際に労働災害へ発展したケースもありました。
このような背景から、国は国際規格のフルハーネス型安全帯を採用し、それと共に安全教育が新設されたのです。
この講座は作業床を設置することが困難、かつ2m以上の高さで行われる施工において、フルハーネス型を用いて施工を行う労働者や柱上作業に携わる労働者などが対象になります。
講座の内容は、作業に関わる知識・転落制止用器具に関する知識などです。

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